2007年06月12日

スタジオはありません

はりまてれびは、地域密着のインターネット放送局として、自身もメディアに取り上げられたことが度々あります。

また、掲載された新聞や雑誌を見て「見学させて」との声も。

ありがたいお話なのですが、最初は軽くお断りさせて頂いています。(とはいっても最終的にはおこしいただくのですが)

なんで、お断りするのか?

実はたいていの方は、スタジオや編集ルームなんかがあって見所満載!というイメージをお持ちだからです。

当然そのようなものはぜーんぜんありません。(造るお金もありません(T_T))

なので、「お越しいただいても見ていただくようなところが無いんですが・・・」とお断りするのです。

インターネット放送局のメリット、それはビデオカメラと編集用のパソコン、ネット公開用のWebサーバーさえあればすぐに始めることができることです。

なので、私でもできるんです。

インターネット放送局に限らず、アイデアひとつですぐに始めることが出来るところが、いわゆるITの良いところなんですね。

でも、先のように設備やどんな感じで運営してるの?と興味をもたれる方も多いので、少しずつはりまてれびの裏側をお届けしていこうと思います。

今日は編集スペースの様子を少しだけ。

編集スペース

はりまてれびの番組はすべてここで編集しています(時にはナレーションの収録も)。

で、機材ですが、写真の右端に写っている編集用のパソコンは開局当初に購入したカノープス製のものを今でも使っています。(当時で約30万円だったかなぁ)

そして映像の編集に使っているソフトは定番アドビ製のPremiere6.5です。

いまではいずれも製品としては古いので、新しいものがほしいのですが、はりまてれびの予算は少ないのです(T_T)

でも、番組の編集は決してカノープスやアドビの製品でなければならないわけではなく、今の時代、普通のパソコンと家庭向けの編集ソフトで十分です。

インターネット放送局ってそんなにたいそうなものではありません。

夏祭りに出かけて撮影した花火のビデオをネットで公開する、それだけで立派なインターネット放送局です。

次回は使ってるビデオカメラを紹介します。(実はこれも古いのだ)


【参考】
カノープス http://www.canopus.co.jp/
アドビシステムズ http://www.adobe.com/jp/


はりまてれび局長でした。

http://www.harima.tv  


Posted by はりまてれび局長 at 17:00Comments(0)機材