2007年12月07日

日本酒づくりの現場で(つづき)

さて、今日は午後にCATV番組の取材がありました。

先月末に打ち合わせをしていた「地場産業」のコーナーのロケです。

今回は地元加東市にある酒蔵2つを紹介する内容ですが、今日はそのうちのひとつ、「高徳銘醸株式会社」。



明治22年創業の老舗です。

取材では特に日本酒についてのお話をお聞きするため、インタビューが中心でしたが、酒蔵の中も案内していただいたり大変丁寧に対応していただきました。

日本酒は、酒米を様々な工程で加工してつくられるのですが、これ↓なんだかわかりますか?



私も写真では見たことがあったのですが、実物を見るのは初めてです。

何かというと、酒米の「山田錦」を60%まで精米したものです。

これを蒸してお酒にしていくんですねぇ。

もっと精米するものもあって、削れば削るほど高価なお酒になるようですが、小さくなればなるほど割れたりするので時間のかかる繊細な作業です。

高徳さんでは女性向けに黒豆を使ったお酒など、日本酒離れに対応した新商品も手がけておられました。

これまでに様々な番組でいろんな場所へ取材へ伺いましたが、自分の仕事に誇りを持って取り組まれている方とお話するのはこちらも元気になります。

この高徳さんでもそんな気分でした。

取材先のもうひとつは、先月末に下見に行った「神結酒造」さん。

来週の取材ですので、また、その模様をお届けしたいと思います。


ちなみに日本酒ができるまでの流れは、スポンサーでもある元気な酒屋さん、加東市の「井乃屋」さんのホームページの「お酒のうんちく」のコーナーで。

井乃屋 http://www.inoya.net


はりまてれび局長でした。

http://www.harima.tv  


Posted by はりまてれび局長 at 19:48Comments(0)取材